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秋葉原で見つけた、謎の16番ゲージ機「ED70」 [雑記]

先日、秋葉原の模型店めぐりをしていた時の事。

初めて入った模型屋さんの16番ゲージコーナーに置いてあった機関車に一目ぼれ。手の届くレベルの値段だったため衝動買いしてしまった。

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それがこの、ED70形交流用電気機関車。
北陸本線で活躍した、量産機としては日本初の交流電気機関車である。

しかしこの商品、外箱が無く詳細がよく分からなかった。
そこで鉄道模型に詳しい知人に鑑定してもらったところ、興味深い事実が明らかとなったのだ。

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16番ゲージのED70形はカツミから製品化されていた。しかし、カツミ製品は金属製なのに対しこの車両はボディがプラスチック製だったのだ。

聞くところによると、かつて有井製作所(現・マイクロエース)がトンデモプラモデルを幅広く生産していた時代、EF58やEF66などの有名電気機関車をD型機(車輪4個のモデル)にデフォルメして16番ゲージサイズのプラモデルとして販売していたそう。そのラインナップに、ED70もあったというのだ。元からD型機だったので、製品化しやすかったのかもしれない。

機関車のナンバーが浮き彫りになっているのも、有井製品の特徴だという。

つまり、これは有井のプラモデルのボディに16番ゲージの下回り(カツミ製品か?)やパーツを取り付けるという大改造の末に誕生したものなのである。
その製作者は凝り性だったようで、金属線を使って各所の手すり、ワイパー、エアホースを追加している。そして驚くべきことに、連結器の解放テコは手で動かせる。

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元々のプラモデルが、梨地仕上げのピンク色をしたボディだったらしい。
塗装し直されているが、梨地の雰囲気はよく分かる。
銀帯の表現はプラモデル付属のシールを使っているようだ。

プラモデルには床下機器の表現がほとんど無かったとのことなので、この床下機器は別途用意した物ということになる。

「日立」の製造銘板がついているが、実際のED70は三菱電機/新三菱重工業で製造されている。

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屋根上も素晴らしい・・・というより、とんでもない事になっている。
プラモデルの屋根がこんなに立派な物ではないことくらい、私にも分かる。
この部分、カツミのED70とソックリに見えるのだが・・・屋根だけカツミのパーツを使ったのだろうか。では、製作者はなぜそこまでして、有井のプラボディを使いたかったのだろうか。

謎は尽きない。

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とりあえず、このモデルが素晴らしい逸材であるということが分かったのは嬉しい限り。
現在、16番ゲージ用展示ケースに入れてリビングに飾っている。

ところで・・・ここまで手の込んだ改造が加えられたモデルである。製作者が手放すということはあまり考えられない。
では・・・この商品はなぜ、模型屋さんの中古コーナーに居たのだろう。

・・・だいたい想像はつくのだが、そこを追及する事は野暮というものだ。私は考えるのをやめた。

これを機に、私は再び16番ゲージの世界に戻っていくのだろうか。Nゲージでも抜開つかないのに、大丈夫だろうか。

今日はこれにて。
お読みいただき、ありがとうございました。


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