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神岡軌道跡、再び(3)横山~茂住付近の遺構 [神岡軌道・神岡鉄道・RMB]

神岡軌道跡を巡る旅、3回目。
(おことわり)
今回紹介している場所の一部は、人が立ち入ることを考慮していないために安全が確保されておりません。
ヘルメット・登山靴・登山用ストック・熊鈴・懐中電灯などの装備が必要であり、場合によっては命に関わるケガをする可能性もあります。もしもこの記事を参考に現地を訪問される方がいらっしゃいましたら、自己責任でお願いいたします。
また、遺構への破壊・汚損行為、動植物への危害はもっての外です。

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(36.451480, 137.270128)付近
横山地区の遺構といえば、先日の訪問時にも出会った小さな橋もそこそこ有名だという。
農道が軌道跡と合流した直後に、それは見えてくる。

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農作業用の車が通っても大丈夫なように、鉄板で蓋をされた橋。
そして軌道跡は、車の轍と共に森の中へ続いている。

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山菜採りではないので、入らせていただきます。
そもそも、メットにカメラ片手の連中が山菜採りだなんて、誰も思わないでしょうが。

ところで、許可を得て山菜を採る場合は誰に申告すればいいのだろうか。そして、マージンか何かを払わなければならないのだろうか。

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この橋の向こうに行ってみようと思う。

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橋から眺めた沢。奥に、ここまで登って来た農道がチラリと見える。

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少し進んだところに、もうひとつ橋があった。
こちらは水が流れていない。そもそも川や沢を跨いでいたような橋ではない気がする。
この先に広く整えられた土地があった。もしかすると、ここにも民家や鉱山関連の施設があったのかもしれない。

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下をくぐると、軌道当時の橋梁が顔を出していた。やはり幅が狭い。

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このあたりの軌道跡は、低めの築堤になっている。
両側に石積みが見られ、その周囲には広めの土地がある。
やはり、軌道が現役の当時にはこの場所に「何か」があったのだろう。

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とすると、やはりこれは歩道を跨ぐ橋だったのだろうか。
その程度なら踏切の方が手っ取り早いだろうし、断言はできない。

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石積みからニョキリと飛び出す木の幹。
長い年月をかけて、植物が遺構を蝕んでいる。

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白い花畑になった軌道跡を歩く。車の轍はまだ続いている。

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立派な石積み。右手にはまたも、広く整えられた土地が見える。
轍を追い、さらに歩く。すると

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本日2度目の隧道発見。
轍はここで途切れていた。轍の主は、一体何をするためにここまで入ってきているのだろうか。
山菜採りか、それとも・・・

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隧道は短く、出口が見えるほどであった。
いざ行かん、隧道の中へ。

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ファンタスティック!!
トンネルを抜けると、そこには何が・・・

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断崖絶壁。
かつて架かっていた橋の姿は無く、苔むした橋脚だけがそこにあった。
さすがに長い橋は残存させる理由もなければ撤去されるものなのだろうか。
しかし、神岡のコンクリートトレッスル橋(後日紹介)など長いものでも状況によっては残っているものもある。

ここで引き返して、横山地区の探索を終了とした。

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神岡鉱山でも有名な「茂住抗」のあった町、茂住地区。
軌道跡は、この辺りを通っている。

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先日も訪ねた、社宅裏手の階段を上った先へ向かう。

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2週間弱でこんなにも草が生い茂るものなのか。
左手に植えられた古レールなど、すでに確認しづらい程に草まみれとなっている。

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我々が目指すのは、ここから茂住抗へ向かって続く軌道跡である。
神岡軌道の探索をしておられる船津氏から頂いたコメントによると、この社宅街ができた当時はすでに軌道が廃線となっており、社宅からの徒歩通勤の便を図るためにこの一帯の軌道跡はアスファルト舗装化されたのだという。

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軌道跡にしては残存物が新しいと思ったら、そんな事情があったのだ。

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軌道跡は森の中に入っていく。草や苔に覆われているが、舗装路は続いている。

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「ノーベルの散歩道」という立て札が転がっていた。
この地で宇宙からの物質「ニュートリノ」の研究が行われ、2002年には物理学者の小柴昌俊氏がその功績を称えられノーベル物理学賞を受賞した。そんな研究者たちが散歩に使った道だというのだが、

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立て札の示す先は、急な坂と藪に覆われていた。
ノーベル賞級の研究者たちにとっては、散歩も常人の理解の範疇を越えたものだったのだろうか。

以下次回へ続く。
お読みいただき、ありがとうございました。


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