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大洗・ガルパン聖地gdgd巡礼の旅(1) [千葉・茨城の町と鉄道]

「皆さんにお聞きします。  ・・・オーケストラって、いいでしょう?」

 

 新宿・初台の「東京オペラスシティ」。演奏に聞きほれた聴衆に向けて、東京フィルハーモニー交響楽団の指揮者・栗田博文氏が質問した。

聴衆は割れんばかりの拍手と歓声で、それに応える。

その時、会場内の全員がこう思っていたはずだ。

「オーケストラは、いいぞ。」

と。

 

2012年にテレビシリーズが放送されたアニメ「ガールズ&パンツァー」、通称「ガルパン」。
戦車に乗って戦う武道「戦車道」というものが存在する日本を舞台に、高校生戦車道の頂点を目指す女子の活躍を描いたアニメである。武道という設定上登場人物が死傷することがなく、「友情、努力、勝利」という王道の展開が繰り広げられたこともあってか、たちまち大ヒットとなった。OVAや劇場版作品も公開され、今年の年末には新シリーズの公開もあるという。劇場版公開当初、見た人たちが感想をベラベラと語らず「ガルパンはいいぞ」とだけ発言するのが流行したことも、記憶に新しい。

そして劇中の音楽もまた、世界各国の軍歌や行進曲をアレンジしたものをはじめ、軽快で高揚感のあるオリジナル行進曲が人気を博した。

それらの楽曲を、名門・東京フィルハーモニー交響楽団の演奏と主人公役の声優・渕上舞氏の朗読で楽しむコンサートが開催されたのは、2015年11月のこと。これが大好評だったため、追加公演が行われた。私と友人・飛越氏は、その最終日・夜の部の公演に足を運んでいた。

音楽を聴いて涙が出てくるとは、思わなかった。美しい音色が体に止め処なく貫いていくかのような、素晴らしいいコンサートであった。

 

その余韻に浸りながら、常磐線に飛び乗った2人。我々にはこの気分のままで、訪ねたい場所があった。

 

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茨城県の中心地・水戸市の玄関駅、水戸駅。

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構内には今や希少種となってしまったEF81や「ゆうマニ」、

 

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今なお活躍を続ける209系顔の交直両用電車 E501系、

 

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既に常磐線から撤退し新潟地区へ転属したものの、売店の外観にその姿を残すE653系などがいたが、我々の目的はそちらではない。

 

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「ガルパン」の主人公達が通っている架空の公立高校は「大洗女子学園」。その本拠地(書き方が正しいのかどうかは分からないが、説明すると長いので省略)となっているのが大洗町。アニメの中には実際の大洗の町がCGで登場し、町の中で戦車を乗り回しドンパチやり合うシーンが展開された。

そんな「聖地」たる大洗には、アニメ放映から5年が経とうとしている現在でも多くのファンが足を運んでいるという。我々も鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線の列車に乗り、大洗を目指した。

 

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この日、水戸駅7:40発の列車には「ガルパン」ラッピング列車が充当。

 

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車体には所狭しとキャラクターのステッカーが貼りつけられている。

現在、2号車と3号車の2両が在籍しており、前車が通常仕様、後車が劇場版仕様となっている。

 

 

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ラッピング1号車はテレビアニメが放送されていた2012年11月に登場。これが好評を博したため、翌年に2号車が、劇場版が公開された2015年11月には3号車が登場した。

 

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3号車の窓上には、ラッピング車両製作にあたり協力してくださった企業・団体の名前が多数刻まれている。

大洗が「聖地」として大成功している秘訣は、地元の皆さんも超ノリノリで乗っかってきていることにあると言われる。
大洗の町がどんなことになっているのか、我々も心躍らせながら車内に入った。

 

 

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車内はあっさり。木目調の化粧板が貼られたクロスシートの味わいが素晴らしい。

列車はエンジン音も高らかに、水戸駅を出発した。

 

 

 

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しばらくは常磐線と並走。隣をE501系のトップナンバー編成が並走していた。

 

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暫くすると線路は高架になる。車窓から見えた茨城交通の営業所、色々なバスがひしめいていて面白い。

写真には写っていないが、ガルパンラッピングのバスもいる。

 

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ひたすらに一直線の線路。単線の高架は北越急行線を思い出す。
しばらく冬枯れの田畑を突き抜け、線路が大きく右に曲がったら大洗の町。

 

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やってきました、大洗駅。

 

 

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構内には留置線があり、鹿島臨海鉄道30周年のステッカーが貼られた車両や「大洗アクアワールド」という水族館のラッピング車両が居た。

 

 

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ホームの柱に、戦車のPOP。「聖地」は既に始まっている。

 

 

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ホームから階段を下りると、過去の鹿島臨海鉄道で掲出されたヘッドマークが並べられている。

 

 

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大洗町の観光施設・お店の広告に混ざって、「ガルパン」DVD・BDのポスターが。主人公・西住みほ役の声優・渕上舞さんのサインが入っている。

 

 

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そして通路に掲げられた横断幕。確かに地元の学校が大会で優勝すれば、こういったものが掲出される。

まさかアニメの中の学校のために、わざわざ用意してしまうとは。

 

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大洗女子学園の戦車道履修者一同がお出迎え。

 

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大洗の名物・アンコウをデフォルメしたキャラクターが冷や汗をかいているのは、劇場版の公開が何度も延期されて、やっと(2015年)11月21日に落ち着いたから。しかし映画の描写は素人が見ても驚くほどの細かさで数えきれないほどの小ネタも仕込まれており、素晴らしい作品となっていた。

なお、公開から1年以上が経っているが、一部の映画館では現在も上映を行っている。

 

 

 

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大洗駅舎。駅の中にある案内所もガルパンの色々で凄いことになっているようだが、まだ開館していない。

劇場版ではこの駅前を戦車が全速力で駆け抜けていくシーンがあった。

 

 

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駅名と、真下にある記念撮影用看板。

なおこの訪問直後に、駅名は新しいものに交換されたそう。

 

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駅から中心地へは少し距離がある。歩いていけなくもないが、効率的に回りたいところ。

駅前に待機していた循環バス「海遊号」に乗ることにした。

 

 

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1日乗車券を買っても、たったの200円。便数はさほど多くはないものの、乗らねば損である。

まず最初に向かうのは、劇場版で登場した「大洗アクアワールド」。

 

以下次回へ続く。
お読みいただきありがとうございました。 

 

 

 

 


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