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JR北陸本線魚津~東滑川間 早月川橋梁の古レール [追憶の古レール]

JR北陸本線と富山地方鉄道本線が並走している、富山県滑川市から魚津市にかけての区間。
途中、滑川・魚津市境を流れる早月川には、長いガーダー橋が架けられている。

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魚津市側の河原に、高さ制限を知らせるガードが立っている。
JRの橋梁にのみ有効な取り付け方をされているため、JR(国鉄)が設置したものなのであろう。

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このガードの柱は、古レールでできている。2本のレールが逆Yの字に合わさっている。

合計8本あるレールの中、刻印を確認できたのは5本。
(以下、レールの写真は全て90°回転した物)

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滑川市立児童館の古レール [追憶の古レール]

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昨日に引き続き、滑川市立児童館の保存機関車ネタを。
機関車と一緒に設置されている線路は、昭和46(1971)年に国鉄滑川駅から譲渡されたものだという。
古レールを調べている私としては、そちらも気になるのだ。

使用されているレールは4本、うち刻印が確認できたのは3本。

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30 A (円形の上下左右にトゲが付いていて、その中にSが描かれているマーク) 1958 ||  OH

1958年2月、八幡製鉄製造30kg級レール。

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OH TENNESSEE 6040 ASCE 2-1923

アメリカ・テネシー社1923年2月製 30kg級レール。

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OH TENNESSEE 6040 ASCE 2-1923

こちらも先ほどと同じ会社、同じ時期に製造された物。
富山地方鉄道電鉄石田駅、富山自動車営業所の同社レールと同時期である。

それにしても、場所が暗いうえに撮影がうまくいかず、画像からは刻印が読み取りにくい。
着色して紹介した方がいいのだろうか。しかし私のパソコンにはペイントソフトしか入っていない。さてどうするべきか。

今日はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。

 


地鉄バス・富山自動車営業所の古レール [追憶の古レール]

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私が古レールの調査を始めた頃、さるお方に案内されて富山市双代町の富山自動車営業部・バス車庫を訪ねたことがあった。

写真は和歌山県のバス事業者「大十バス」から譲渡されたノンステップバス。
大十バスは、かつて和歌山県を走っていた野上電鉄(1994年3月に廃止)の代替路線にあたる海南駅前~登山口間のバス路線を所有している。
地鉄をよく知る方ならご存知の通り、野上電鉄と言えば富山地方鉄道射水線のデ5000形が3両譲渡された所である。

このバスは、デ5000形の「お返し」に贈られて来たようなものなのかもしれない。

 

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さて、さるお方が案内してくださったのは車庫の片隅にある建屋。バスを格納する場所にしては細長く、用途はよく分からない。(聞いておけばよかった)

 

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この建屋の骨組みには、なぜか古レールが使われているのである。
稲荷町の車両基地も至近にある事から、地鉄で使用していたレールを使ったものであると思われる。

 

 

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富山地方鉄道本線・立山線 寺田駅の古レール [追憶の古レール]

久しぶりに古レールの話題を。
このネタ、昨秋に取材していたものの今まで放置してしまっていた。恥ずかしい限りである。

 

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富山地方鉄道本線と立山線が分岐する寺田駅。ホームの屋根は木製であり、古レールは使われていない。ホームを延長した際の基礎にもレールは使われていないようだった。

この駅に使用されている数少ない古レールは、ガードレールにに使用されている物である。

立山線へ分岐していく転てつ器の傍らに立つガードレール。この向かい側には保線事務所らしき建屋があり、そこを出入りする車が衝突しないように設置されたようである。

 

 

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富山地方鉄道・電鉄石田駅の古レール [追憶の古レール]

今年10月、黒部市内の富山地鉄本線が1日乗り放題になる「くろワンきっぷ」の企画のひとつとして実施された「歩く鐵道展2013」。
その中で資料製作に携わったネタの中に「JR魚津駅のホーム上屋に使われている古レール」がありました。

たかが1本のレールされど1本のレール。そこに秘められた歴史を紐解くと、これが結構面白かったのです。
富山地方鉄道だけでも、沿線にある古レールは相当な数が確認されています。踏切の柵だったり、ホームの柱だったり、ガードレール替わりだったりと様々な場面で古レールは使われています。しかし、近年の改修工事などで徐々に個体数を減らしつつあるのが現状です。

古レールの調査を行っておられる方は日本各地にいらっしゃいますが、富山地方鉄道の古レールにスポットを当てている人というのが、探してもなかなか見つかりません。
ならば、私が調べてデータベース化してしまおう!・・・ということで、

 


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最寄駅・富山地方鉄道本線の電鉄石田駅より調査を開始いたしました。

 

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ちなみにこの調査、まだ「秋のくろワンきっぷ」が利用できた10月末に実施していました。
今までネタをほったらかしにしていたわけです。

電鉄富山方のホームの柵が古レールで作られているというのは、以前から当ブログ読者の方より情報を頂いておりました。

 

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宇奈月温泉方の柵は古い枕木を使っていますが、こちら側は古いレールを使っています。
なぜ統一しなかったのか、気になりますが当時の事情を確かめる術はありません。

 

 

 

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歩く鐵道展2013秋(4)魚津駅のホーム柱に歴史あり。 [追憶の古レール]

10月26日に開催された、「歩く鐵道展2013秋」。

北陸本線の普通列車で越中宮崎駅から魚津駅へ移動。途中、泊駅の給水塔跡や黒部川旧橋梁跡を車内から見学しました。
魚津駅に来たのは、日本カーバイド工業・魚津工場への専用線跡の探索と、村木小学校に保存されている蒸気機関車の見学が目的でした。

しかし、その日程にコッソリと、先日私が魚津駅でみつけた「ある物」を割り込ませていただきました。

 

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今回もまた、取材時の写真ばかりでお送りいたします。なぜ当日の写真がほとんど無いのかと言いますと・・・ツアーでは解説側にまわっていたので、写真を撮影するタイミングを失ってばかりいたためです。

 

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魚津駅2番・3番ホームの屋根は、跨線橋に近い1両~2両分程度が古レールを使用して作られた物(恐らく昭和30年頃に設置)で、その他の屋根は後年追設された物です。

以前より、読者さんのコメントに「古レールの探索」について記述頂いていたこともあり、このレールもじっくり調べると何か面白い発見ができるかもしれない・・・と思ったわけです。

(きっかけを与えてくださった、紅玉国光さま。ご覧いただいておりますでしょうか・・・? この場をお借りして、お礼申し上げます。)

 

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